【MLB】ダルビッシュ有らにも衝撃 恩師のレンジャーズ・ワシントン監督が電撃辞任
「この球団の最高のシーズンに参加できたことは誇り」
レンジャーズは5日(日本時間6日)、ロン・ワシントン監督が辞任したと発表した。ダルビッシュ有投手にとっては、メジャー移籍した2012年当時から指揮官を務めていた恩師と言える存在で、ショッキングな事態となった。
ワシントン監督はチームを通じて声明を発表。「今日、私はレンジャーズを指揮するという、愛する職務に対する辞表を提出した。それはフィールド外の個人的な問題に全力をもって取り組むためである。野球から身を引くことは痛恨の極みだが、私と家族にとって最良の選択である」と思いを明かしている。
開幕前には優勝候補にも挙げられていたレンジャーズだが、この日もマリナーズに敗れて53勝88敗と低迷。けが人が続出したこともあり、リーグ唯一の勝率3割台でプレーオフ進出の可能性が早々に消えるなど、苦しい戦いが続いた。
ただ、ワシントン監督は「今季のチームの残念なパフォーマンスは辞任と関連性はない。我々は2015年シーズンについてすでに話し合いを始め、レンジャーズをポストシーズンの戦いに復帰させることを楽しみにしていたのだから」とし、あくまで個人的な問題であり、低迷が原因ではないことを説明した。
その上で「個人的にはレンジャーズという球団とファンを落胆させる結果になったことを深く反省している。過去の8シーズン、この球団の最高のシーズンに参加できたことは誇りであり、この機会に感謝の気持ちで一杯だった。素晴らしいマネジメント、選手、コーチがいたおかげで、成功することができた。私のプライバシーを尊重してくれたことに感謝する」とし、2010、11年と2年連続でワールドシリーズ進出に導くなど、球団に輝かしい歴史を刻んだことに誇りを示した。通算成績は664勝611敗で、指揮官として球団の通算最多勝利記録を持っている。
地元紙スターテレグラムによると、ワシントン監督はマリナーズ戦前の午後3時から行われたミーティングで選手とスタッフに辞任を伝えた。人望のある指揮官の決断を聞いた誰もがショックを隠せなかったという。
その後に開かれた記者会見には、ワシントン監督は出席しなかった。球団オーナーのレイ・デービス氏は落胆しつつも、人生で時には私生活が最優先となると説明。プライバシーの保護、また、本人の強い希望により、辞任の理由が詳しく明かされることはなかった。また、2009年に薬物のテストに一度引っかかった過去のあるワシントン監督だが、ジョン・ダニエルズGMは辞任の理由にいて、ドラッグ関連ではないと断言している。
ダルビッシュら選手と信頼関係を築き上げてきたワシントン監督
同紙によると、先発左腕のデレク・ホランド投手は「これは厳しい。本当に短いミーティングだった。誰もが顔を見合わせた。まさかの現実にみんなショックを受けていた。彼はすごく感情的になっていた。(辞任理由の)詳細には踏み込まなかったけれど、すべてが深刻でないことを祈る」と落胆を隠せない様子。
投手コーチのマイク・マダックス氏も「ワッシュ(ワシントン監督の愛称)は毎日、選手とコーチ、そして、自分自身を向上させるために取り組んできた。多くのことを学んだ。これからのキャリアの糧になるだろう。素晴らしい人間で、兄弟のように愛している」と話している。
エースのダルビッシュにとっても衝撃的な出来事となった。2012年にレンジャーズに移籍して以来、男気のある指揮官と信頼関係を築いてきた。ダルビッシュが不調の時でも、ワシントン監督は記者会見で苦言を呈することはなく、必ず温かい言葉で擁護した。
昨年5月16日のタイガース戦では、メジャーで異例となる8回130球をダルビッシュが投げた。6点リードしていたこともあり、ワシントン監督にメディアから「ケガをさせるつもりか」と批判の声が集中した。すると、続く同21日のアスレチックス戦では、0-1のまま6回101球で降板。黒星が付いたダルビッシュは「今までで一番(続投したいと)駄々こねたんですけど。みなさんがあまりにも球数にうるさすぎるので、ワシントン監督が傷ついて続投させてもらえなかった。それがすごく悔しい」と冗談交じりに話している。指揮官を守ろうとして出たジョークだった。
後任としてベンチコーチのティム・ボガー氏が今季終了まで暫定監督を務める。ただ、来季以降については不透明だ。レンジャーズとダルビッシュの運命を変えるかもしれない一日となった。
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