中国の8月HSBC製造業PMI改定値は50.2、3カ月ぶり低水準
[北京 1日 ロイター] - HSBC/マークイットが発表した8月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)改定値は50.2となった。3カ月ぶりの低水準。
PMIは50が景気の拡大と縮小の節目となる。8月改定値は、1年6カ月ぶりの高水準だった7月の51.7から低下。速報値の50.3からも下方修正された。
国内外の需要が低迷した。
内訳では、生産、雇用、新規受注、納入期間、原材料在庫の指数がすべて低下。特に雇用の低迷が目立った。
新規受注指数と新規輸出受注指数は数カ月ぶりの低水準。ただ50は上回った。新規受注指数は前月比2ポイント低下の51.3だった。
市場では、景気配慮型の財政・金融政策が追加で実施されるのではないかとの観測が浮上する可能性がある。
HSBCの中国担当チーフエコノミスト、屈宏斌氏は「中国経済は下半期に経済成長が下振れするリスクがかなりある。一段の緩和政策が正当化されるだろう」と指摘した。
新規受注については、特に投資財の販売で「顧客の需要低迷」を指摘する企業が目立った。
最終需要の低迷は雇用を圧迫する要因ともなっており、雇用指数は3カ月ぶりの低水準となった。
生産価格、最終販売価格も下落した。特に鉄鋼への支出を削ったとの回答も目立った。
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