<全米テニス>錦織4強、さらに上へ…観戦の父「ミラクル」
ニューヨーク田中義郎】4時間を超える激闘の末に歓喜が待っていた。テニスの全米オープンの男子シングルスで世界ランキング11位の錦織圭選手(24)=日清食品=が3日、日本勢では熊谷一弥以来、96年ぶりに準決勝進出を決めた。世界ランキング4位の強豪、スタニスラス・ワウリンカ選手(スイス)をフルセットの末に撃破した試合後、錦織選手は「あきらめずにやれたことがよかった」と笑みを浮かべた。
熊谷一弥
強い日差しの夕方に始まった試合は、すでに薄暮に覆われていた。午後7時28分、ワウリンカ選手のストロークがネットに掛かると、ナイター照明に浮かび上がった錦織選手は両手を広げ、じっと前を見据えた。センターコートは歓声と拍手が入り交じる。大きく息をつき、勝者らしく堂々と胸を張り、しかもゆっくりとネットに向かい、ワウリンカ選手と握手で健闘をたたえ合った。
スタンドには息子の奮闘ぶりを見守る両親の姿があった。父・清志さん(58)と母・恵理さん(54)。勝利が決まると、信じられない気持ちだったが、すぐに喜びがわき上がってきたという。恵理さんは「本当によかった」と拍手を送った。
熊谷一弥
錦織選手は5歳ごろから清志さんの手ほどきでテニスを始めた。足でぽんぽんと蹴りあげるなど、ボールを扱う感覚は天性のものだ。2003年に13歳で米国にテニス留学。言葉の壁や習慣の違いで脱落する子どもも多いが、錦織選手は耐え抜いた。日本テニス協会の関係者は「子どものころから上に行きたい、勝ちたいという気持ちが強かったのだろう」と振り返る。
今大会前の8月4日には右足親指の腫れを除去する手術を受け、十分な練習を積めていなかった。4回戦のミロシュ・ラオニッチ選手(カナダ)との試合でも4時間を超えるフルセットを戦い、日付が変わった午前2時26分に終了。この日は「(終盤は)体が重かったが、思ったよりよかった」と気持ちを奮い立たせた。試合後の会見では米国生活で培った、流れるような英語で答えた。
大切な息子を思い切って米国に送り出した清志さんは、たくましくなった姿に感慨深げだ。「最終セットで(ミスをしてショックを受けている)相手のハートにできたちっちゃな穴に手を突っ込んだ。すごいと思う。ミラクルを起こしている」。日本のエースの快進撃はどこまで続くか。
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