デング熱 新たに感染者2人、代々木公園で蚊に刺されたか
高熱などを引き起こす感染症「デング熱」について、新たに2人国内で感染したことが確認されました。3人はクラスメートで、東京の代々木公園でウイルスをもった蚊に刺された可能性が高いとみられていてます。
デング熱
27日、日本国内での感染が、およそ70年振りに確認された「デング熱」。28日、新たに海外渡航歴のない2人が国内で「デング熱」に感染したことが確認されました。
新たに感染が判明したのは、埼玉県内に住む20代の女性と、都内に住む20代の男性です。東京都と埼玉県によりますと、2人は発熱などの症状がでましたが、重症ではないということです。
「当該患者は、27日に厚生労働省が公表したさいたま市内の医療機関に入院中のデング熱患者と同じ学校(東京都内)に通っています」(埼玉県の会見)
27日、厚労省が感染を発表した10代の女性も含め、3人全員が東京都内の同じ学校に通うクラスメートでした。3人は今月中旬まで、東京・渋谷区の代々木公園で、30人ほどでダンスの練習をしていたところをウイルスを持った蚊に刺されデング熱、感染したとみられています。
代々木公園では、蚊に刺されたと思われる場所を中心にバリケードが設置されています。網を使って蚊の採取が行われています。
「誰でも来られる公園なので、どう用心したらいいのか分からない」(代々木公園の利用者)
「(蚊に)刺されないようにはしているが、ちょっと怖くて気にしてしまうかも」(代々木公園の利用者)
「ヒトスジシマカ」などの蚊が媒介するデング熱は、東南アジアや中南米で流行していて、感染すると1週間ほど高熱や頭痛が続き、まれに重症化します。日本では、毎年、東南アジアなどから帰国した200~300人が発症しますが、国内で感染した例はこれまでおよそ70年間確認されていませんでした。
東京都が代々木公園で緊急採取した35匹の蚊からはウイルスは見つかっていませんが、3人が蚊に刺されたとみられる場所を中心に蚊の駆除を行っています。東京都などでは「デング熱は人から人に直接感染するものではなく、今後、感染が拡大する可能性は極めて低い」としたうえで、蚊に刺されて発熱などの症状が出た場合には、医療機関を受診するよう呼びかけています。
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