土地神話すがり、興亡そごう牛耳る 死去の水島元会長
百貨店のそごうを社長、会長として40年近く率いた水島広雄氏が、102歳で亡くなった。大阪、神戸、東京の3店だった百貨店を、30店を抱えるグループに拡大させた。ただ「不動産は必ず値上がりする」という土地神話に頼る出店戦略は、バブル崩壊で行き詰まった。規模拡大を追った日本の百貨店の浮沈を体現した人物といえる。
水島広雄
水島氏は1936年に中央大法学部を卒業、日本興業銀行(現みずほフィナンシャルグループ)に入った。仕事の合間に法学博士の学位を取得。担保研究の第一人者だったという。58年にそごうに移ってからは、その知識を生かし、70年代以降の大量消費時代に乗って多店舗化に乗り出した。
水島広雄
その特異な手法はこうだ。出店予定地の周辺用地を先に取得し、出店後の値上がり益で、出店費用を埋める。上場は当初の3店舗を抱えるそごう本体だけで、各店舗ごとに別会社を設立。さらに、自身が株式の過半を握る千葉そごうが各店舗の株をもつ仕組みにして、事実上のオーナーとして君臨した。
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