<秋サケ>稚魚放流の年に震災 回帰量大幅減か 産地で懸念
岩手県水産技術センターがまとめた秋サケ回帰予報によると、今年度の回帰量は7006~1万9925トン(230万~607万匹)にとどまり、昨年度の1万5837トン(529万匹)を大きく下回る可能性があると見込まれている。半数以上を占める4歳魚が稚魚として放流された年に東日本大震災があり、その影響が懸念されている。
【昨年すでに予兆も】秋サケ漁獲量減 なぜ網にかからない? 海域で大きな格差 /北海道
回帰するサケの9割以上が3~5歳魚で、全体の6割前後を占めるのが4歳魚。震災の2011年に放流された稚魚が今年度の4歳魚となる。昨年度に回帰した3年魚は約10万1000匹で、過去5年平均の約3分の1にとどまるなど、既に影響が見られる。
県内では、28カ所のふ化場で生産した稚魚を毎春放流してきたが、11年は放流直前に21カ所が被災。この年に予定されていた4億2000万匹の多くがふ化場ごと流された。昨年度の放流稚魚は3億9000万匹、今年度は4億匹を予定するなど放流数は回復しているが、極端な不漁の場合は来年度の卵確保が難しくなり、影響拡大も心配される。【中田博維】
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